紛体塗装は吊り下げて塗装するんです!

2017年11月7日

No.072

 

広島県福山市にある紛体塗装専門ファクトリー

有限会社シリウスの杉原です。

 

 

今日は紛体塗装の塗装方法について。

 

 

紛体塗装は塗装するものを基本的には

「吊り下げて」塗装します。

 

DSCF6665

 

 

それは何故かと言うと

粉体塗料を塗装するものに付着させるため

静電気を通す必要があることと

乾燥炉に入れて焼付硬化する必要があるので

塗装後に乾燥炉まで塗装面に触らずに移動する

必要がある為なんです。

 

 

DSCF5901

 

このように吊具でぶらさげて塗装します。

 

DSCF5904

 

このように吊り下げて紛体塗装をした後に

吊り下げた状態で乾燥炉まで移動し焼付硬化させます。

 

 

 

DSCF7947

 

ですのでこのような吊り下げる為の穴が必要になります。

写真のワークの穴はネジを付けるための穴なんですが

このような穴を活用して吊り下げます。

 

 

DSCF7946

 

大きいものはこのような台車を使用します。

 

 

DSCF7949

 

そしてこのように乾燥炉でも吊り下げて

焼付乾燥し塗膜を形成します。

 

DSCF7950

 

そうして焼付硬化して紛体塗装の完成になります。

もちろんどうしても吊り下げ穴が確保出来ない場合は

台車に直に置いて塗装し乾燥炉まで搬入することもあります。

しかし、その場合ですと直に置いた面には塗装が出来ないので

改めて直に置いた面を再度塗装しなくてはならないので

時間と工数がかかってしまいます。

 

 

ですので設計段階に於いて、

塗装をする際の吊り穴の確保をお願いしています。

 

 

 

DSCF7938

 

紛体塗装は吊るんです。

 

 

DSCF5910

 

吊って

 

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紛体塗装!

 

DSCF0613

 

こんなバカでかい物も吊って

 

 

DSCF0614

 

紛体塗装!

 

 

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どんな小さな物でも吊って紛体塗装です。

 

 

DSCF2274

 

車のホイールも吊って紛体塗装です!

 

 

全体を綺麗に仕上げるためには

このような塗装するものを吊ることは

必須要件になります。

 

 

しかしどうしても吊り下げ様の穴を確保出来ない。

そのような場合でも塗装するものの形状や

使用用途を考慮し、最善の方法を考えますので

一度ご相談下さい。

 

 

何とかします!

 

 

簡単に「出来ない」とは言いませんので

何なりとお問い合わせ下さいね!

 

 

 

それでは!

 

 

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