2018年01月10日
No.130
広島県福山市にある紛体塗装ファクトリー
有限会社シリウスの杉原です。
寒いです。
今日から週末まで大寒波が続くそうです。
福山という地域は瀬戸内の穏やかな気候に
恵まれているので、台風が直撃したり
雪が積もったりすることは滅多にありません。
しかし、数センチでも雪が積もったりすれば
朝からパニック状態になり、交通網は麻痺します。
車は大渋滞になるので遅刻者が続出したり
そもそも会社や学校までたどり着けないので
休んでしまう事態になる人もいるくらい。
この辺の人ってスキーやスノボに行く人くらいしか
スタッドレス履かないんですよね。
しかし、早朝なんかは路面が凍結したりするし
少し北部へ向かうと雪が積もっていたりするので
積極的なスタッドレスタイヤへの履き替えをオススメします。
昔はスパイクタイヤなるものがありましたが
最近は全く見なくなりました。
調べてみるとスパイクタイヤは
積雪していない道路を走る時に
アスファルトを削ったようになり
粉塵を大量に発生させる環境汚染や
気管支炎など人体にも悪影響を及ぼすので
地域で規制がかかったりするということで
スタッドレスタイヤへと切り替わった様です。
環境への影響はこれから先もずっと
社会的なテーマとなっていくので
仕事に於いても環境に悪影響を及ぼす仕事より
環境に優しい仕事の方にシフトしていくと思います。
そんな中、紛体塗装は環境にやさしい塗装
と言われていますが、何が環境にやさしいのか?
と言いますと、
紛体塗装は塗装時に粉状の塗料をそのまま
吹き付けます。通常のペンキでの塗装の場合は
必ず「シンナー」を混ぜて希釈して塗装をします。
「シンナー」は揮発性有機化合物の1種でして
この揮発性有機化合物は「VOC」と略されています。
「VOC」の中にはトルエンやキシレンなどの
有害物質の事で、これらは大気中に揮発していきます。
これらの物質が大気中に揮発することで
環境面で言うと光化学スモッグの原因になったり
健康面ではシックハウス症候群などの原因になります。
要はシンナーは地球にも体にも悪いって事です。
紛体塗装の場合は塗装時にシンナーを混ぜないので
大気中にVOCは発生することが無いということで
環境にやさしい塗装と言われているんですね。
シンナーって匂いがキツイですよね。
それって常に成分が揮発しているから
何もしていなくても匂いがするんです。
上の図の右側が溶剤塗装
シンナーで希釈した塗料を使った塗装です。
塗料をシンナーで希釈した後に塗装をし
塗装が終わったら乾かして完成するのですが
その乾かしている時にVOCの成分が揮発しています。
下から上に揮発しているので、その揮発している所には
ピンホールと呼ばれる目に見えない小さな穴が出来てしまいます。
そのピンホールが原因となり
錆が発生したりすることもあるのですが
紛体塗装はそのピンホールが出来ないという点で
外部から水や空気が侵入しないので
錆びにくいと言われています。
左の図が紛体塗装なんですが
揮発するものが無くて塗料同士が
高熱で熱せられることで溶けて密着していきます。
この密着することで塗膜を形成していくので
隙間が出来ないという概念となっています。
これからの環境の時代に生きていく上で
製品を作るときにも、環境にやさしい工法で
ものづくりをしていく必要性も出てきます。
それが企業価値を上げていく要因にもなりますので
そういった点でも紛体塗装をオススメします!
それでは!
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SIRIUS Co.Ltd. 有限会社シリウス
代表取締役 杉原広昭
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